日本産婦人科医会委員会

令和5度事業計画の重点項目は、①医師の働き方改革への対応、②出生前検査･遺伝カウンセリング、③妊産婦のメンタルヘルスケアと特定妊婦対策、④９価HPVワクチン接種を中心とした子宮頸癌予防事業の拡大と普及、⑤分娩費用の見える化対策 となった。

各部会の活動計画は以下の通りである。
 
【医療保険部会】(西尾 幸浩/大阪府)：
医療保険部会(4回)、令和6年1月14(日)に日産婦医会近畿ブロック医療保険協議会(主務地:和歌山県)。
【研修部会】(重根 俊彦/和歌山県)：
令和5年10月15日(日)に第149回の学術集会ワークショップ(医療安全、医療倫理)。
【母子保健部会】(藤田 浩平/滋賀県)：
①各府県の周産期システムの現状把握と問題点の改善、②妊産婦メンタルヘルスケア推進のための体制の整備、③新生児聴覚スクリーニング検査の公費補助の(増額)獲得に向けた活動、④風疹など、産前産後の予防接種の推進(プレコンセプションケアの推奨)、⑤5類指定後の妊産婦のCOVID-19感染への対応整備。
【医療安全部会】(住友 理浩/奈良県)：
①医事紛争報告、②妊産婦死亡報告、③医療事故偶発事例報告、④医療事故調査制度事例報告、⑤産科偶発事例におけるARTの関連性調査。
【医業推進部会】(田村 秀子/京都府)：
①出産費用の現状を把握するために値上げの有無、時期などのアンケート、②｢出産費用の見える化｣についての対策を会員に紹介、③今後の医療DXにかかわる問題として、オンライン資格確認の導入・運用状況や電子カルテの普及に関してのアンケート。
【がん部会】(山口 聡/兵庫県)：
①子宮頸がん検診率向上に向けた取り組み、②子宮頸がんHPVワクチン定期接種、キャッチアップ接種の啓発、③小児･AYA 世代のがん患者等の妊孕性温存療法の研究促進事業、④がんゲノム医療の提供体制
 

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